年賀の挨拶 (2024年、2023年元旦)

 新年を迎え、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。早いもので今年、結婚50年を迎えます。妻は加齢に伴う難病に苦しんでいますが、自宅のフリースペースにて、子育てサロンを開いたり、ご近所に生け花を贈ったり、川柳・俳句の句作に励んだりしています。3人の子、5人の孫もそれぞれに自己実現に励んでいるようです。

●昨年3月に公教育の場からリタイアしましたが、年4回ほどは立命館草津キャンパスの「現代平和論」授業に招かれて、スピーチしています。昨年9月に衣笠キャンパスの国際平和ミュージアムの全面リニューアル工事が完成。展示のセンス・メッセージともに、格段に洗練され、良くなりました。ミュージアム図書室で調べものをした後、近くの船岡山にて、人生「下り坂のゆっくりラン」1万歩を楽しむのが大好きです。 

●昨年は2泊以上の泊りがけ山歩きを3回楽しみました。まずは7月末の1週間。妻の体調を考えて、レンタカーで大雪山周辺をドライブ。旭岳と黒岳、銀泉台周辺の花園を歩きました。冒頭のスナップは、黒岳7合目で撮影したもの。
 8月は、熱波と薬の不適合のため、妻の具合が悪くなり、心配しました。しかし「風立ちぬ、いざ生きめやも」となり、9月下旬に新穂高温泉から双六岳を目指しました。しかし悪天候に阻まれ、鏡平山荘にて撤退。10月末には、信州上田から菅平高原に泊まり、四阿(あづまや)山に登頂できました。 本年は、双六岳に再挑戦するとともに、燕岳から常念岳への縦走を実現させたいです。

●公教育からの撤退を受けて、活動舞台を庶民の「自由大学院」、とくに「天然=高度自然人への発達を考えるゼミ」に移しました。そのため、わが家のオープンスペースをオンライン(ズーム)で世界とつなぎ、ネット環境にある人ならば、どこからでも私のゼミに参加できる仕組みを作りました。「天然人ゼミ」の例会は毎月の最終日曜日の午後2時ー5時。毎回、10人から15人ほどの参加者があります。うち半数が我が家に集まる対面参加者。残る半数は、九州や東北、カナダからのオンライン参加者です。参加費は無料。昨年の12回の例会では、柄谷行人や斎藤幸平、二宮厚美さんたちの新著を読んだり、個人報告を重ねました。どなたの参加も歓迎します。私にご連絡ください。aafujioka.ec@gmail.com です。
 皆様方のご健康とご多幸を祈っています。
 

2023年元旦
 新年を迎え、皆様方にはいかがお過ごしですか。私の方は、妻、3人の子、5人の孫ともども、元気にしています。初孫は大学1年、末孫は小学2年生。コロナに感染した孫も、すぐに回復しました。昨年はとても健康な体になりました。きっかけは、睡眠時無呼吸症であったことがわかり、睡眠のときに、高圧で空気を吸入する「シーパップ」の装具をつけて、休むことにしたことでした。

●わが妻は、難病もちですが、俳句・川柳作りに天分があり、新聞の投句欄に入選しています。同じ難病の三浦綾子・光世夫妻を範とし、創作を支えようと思っています。「一汁一菜のすすめ」に勇気をもらい、料理のレパートリーを増やしています。

●立命での「現代平和論」の授業はフィナーレ直前です。 第3次世界大戦をどう阻止したらよいかを考えています。これで、47年間の公教育の場からは引退し、主舞台を基礎研自由大学院の「人間発達ゼミ」に移していきます。インターネットの私のホームページを作り直しました。「平和なエコエコノミーへの転換を考えるサイト」です。

●現下の動きを見ると、懸案の著作『サイバー宇宙核戦争ーー改憲日本の末路』(仮題)の完成が、いよいよ急務です。

●そのために必要なことは、体力づくり。西賀茂北端の山幸橋から貴船山をへて滝谷峠で引き返す尾根道が好きです。なだらかな下り坂はトレイルランを楽しみ、3万歩。これが今の体力の限界です。
 昨夏は泊りがけのソロ登山を2回。8月に木曽の御嶽山。石室山荘と五ノ池小屋に泊り、四ノ池を周回しました。9月には木曽駒ヶ岳に2泊。将棋頭山や三沢岳近くまで行きました。